山岳民族商品に対するぴぴったぱんの取り組みについて
山岳民族の創るモノはすばらしい感性と技術に富んだものであるとぴぴったぱんでは考えておりますが、他方、「品質」という部分に関しては、日本で通常販売している商品のレベルに達してない部分があることも事実です。
ぴぴったぱんではこれらのモノに対して、実際に山の中の村まで入り込んで商品を精査すると同時に、独自に最終的なチェックと仕上げの工程を行っております。
ただし、ここまでしてもやはりまだ日本で普通に流通する商品と比較して、至らない部分が依然としてあるのも事実でございます。
ぴぴったぱんではこれらに関してもなるべくわかりやすいように伝えていくように勤めていきます。
図解入り商品判定の実例
山岳民族商品の特徴について
基本的にメインの部分はびっくりするほどよくできていることが多いのですが、細かい部分を見ていくと大雑把。という大きな特徴があると思います。
これは、「品質管理」の概念がないことに起因するものであることがほとんどで、実際に多くの国からNPOやNGOが奥地の村まで入り込んでさまざまな技術を伝授はしていますが、村による温度差が大きく、概念を理解してすばらしいものをつくるようになる村もあれば、概念自体理解できずに廃れてしまったり、とんでもない誤解をしたまま伝わっていたり・・・等々と様々です。
「商品管理」するための施設も充分ではなく、日本以上の高温多湿であり、繊維の目より細かい土がむき出しの土地は、商品を保存用のプラスチックの衣装ケース等から出し入れするだけでも繊維の奥に汚れがついてしまう土地柄でもあります。

1. サイズについて
タイの工業製品についても多少言えますが、山岳民族の品についてはさらに弱い部分です。「同じ品を作る」という概念がないところに、ほとんどの品が手作りのため、作り手によって変わってくる。同じ作り手でも作ったときによって違う。また、商品がきっちりした形をしておらず正確なサイズを測れない等など。誤差は時には数センチ単位に及ぶこともあります。
ぴぴったぱんではなるべく個別にサイズを測っていくことによって対応していますが、元来が測って作ったサイズではないため、サイズについては参考サイズとして見てください。
2. 縫製について
日本人が見て、一番いい加減に感じるのがこの部分だと思います。糸の始末にはじまり、わらっていたり、ステッチにかなりのムラがあったり等から商品の形自体がゆがんでいたり等などあります。
ぴぴったぱんでは、これらについて最終的なチェックと処理を施してはおりますが、やはり「完全」というわけにはいきません。商品としての機能を損ねない程度のものは良品として販売させていただいております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

3. 織りについて
山岳民族の一番の特色である「織り」ですが、これについても、やはり、織りムラ等はどうしてもでてきます。しかしながら、村や民族によっての温度差はありますが、全体として捉えると、よいレベルにあると思っております。手織りの製品として許容範囲と思われるものは良品として販売させて頂いております。
はた織りの現場風景
4. 染めと色落ちについて
ほとんどが天然の染料を使用しており、また色を止めるための技術も物も充分でないため、民族によってはかなり激しい色落ちをするものもございます。
ぴぴったぱんでは風合いを損ねない程度に独自に色止め処理を施してはおりますが、完全ではありません。日本でも伝統の藍染等があることを考慮し、「真水に浸して明らかに色が流れ落ちない程度。(水道水では微妙には出たりします)」また「風合いを著しく損ねない程度の色ムラ」を目安に良品とさせていただいております。
なお、お洗濯の際には、ほかのものとの洗濯は避け、漂白剤や蛍光剤の入った洗剤を避け、中性〜弱アルカリ性程度で洗ってください。(洗剤を入れた時点で色が出てくることが多いので、気になさる方は、水のみの手洗いをおすすめいたします。)市販のものでは、ミヨシの洗濯せっけん。もしくはおしゃれ着洗いのアクロン・エマール等が比較的良いと思われます。
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5. カレンシルバーについて
現在の日本でカレンシルバーとして出回っているものは、タイで山岳民族風のデザインの銀製品を売る際の総称として使用しているもののようで、カレン族はタイに住む6つの山岳民族中さほど銀器に縁がある民族というわけではないようです。(確かにカレン族のシルバーとも言えますが少なくともあまり一般的なものではありません。)実際に彼らが身に付けている銀器は、薄手のバングルと巨大なピアス位で、それも銀よりはアルミや真ちゅうといった素材が多いようです。
ぴぴったぱんでは、「カレンシルバー」をこれはこれで完成度・知名度とも高い新たなひとつのジャンルとして捉え、山岳民族風デザインの銀器として日本の現在のマーケットの呼称と合わせるとともに(実際にタイではカレン族が作ったシルバーとして販売しています。)、実際に山岳民族が作ったと確認できるものに対しては、それぞれに「○○族シルバー」等と呼称して販売しております。
以上をご理解頂いた上、独自の文化・風習をいまだに保持する魅力的な山岳民族の品々のお買い物をお楽しみいただければ幸いに存じます。
店主敬白
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